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「自分が悪い」という思い込みが強い人に対する「自分を責めないで」という言葉についてのページです。
目を通しておく事で、この言葉が効果を発揮しない理由について考えることができるようになります。
このページでは、この言葉に対する反論、「自分が悪い」と思い込んでしまうこと、「お前が悪い」と言われることなどについて、思ったことを並べます。
結論
この言葉は、大事ですが基本手遅れです。
「自分が悪い」という考え方が根付いてしまっているため、たった一言では解決できません。
また、「自分が悪い」という思い込みが強過ぎて、妄想と現実の区別がつかなくなってしまう場合もあります。
その対策として、自分を許すという方法が挙げられます。
何故こういう結論に至ったのでしょうか?
理由を並べていきます。
おすすめな人
- 「この言葉を言われると、逆に自分を責めたくなってくる」
- 「何をしていても自分が悪いような気がしてくる」
- 「誰も何も言ってないのに『お前が悪い』って言われた気がして、一人で突然『うるさい!』とか言っちゃうことがある」
- ……など
本題
今回のテーマについては、これらの項目に分けられます。
- 今更すぎ
- 「お前が悪い」と言われまくることについて
記憶と感情は結びついている
忘れるのではなく、書き換える
「100%自分が悪い」はありえない
「自分が悪い」と思い込んでいた方が気が楽
思いつくまま書きなぐったので、例によってめちゃくちゃですが、一行でも何かの役に立てば幸いです。
今更すぎ
- 正しいけど手遅れ
- もう思考回路が出来上がってる
- 「自分を責めないで」って言われても、自分を責めなきゃいけない気がしてる
- 自分を責める癖がついてる
- 「自分が悪い」って思い込むように 洗脳 されてる
- その他、脳に関する興味深い知識についてはこちら
- 何を言われても「お前のせい」って言われてるような 気がしてくる

- 記憶が蘇ると、 感情も同時に蘇る
- 記憶とは、正確には想像
- 記憶は正確に思い出したものではなく、 実際にはイメージによる補正 がかかったもの
- つまり正確には、想像と感情が結びついているということ
- 想像にリアリティを感じれば感じるほど に、結びついた感情も大きくなる
- 例え想像しても、「そんなこと起きるわけないじゃん」って考えてたら、何の感情も呼び起こされない
- リアルにイメージできるからこそ、感情が呼び起こされる
- 似たような経験や、自分との関連性 があると、リアルにイメージできる
- 経験が多いほど、自分に近いほど、関連性が高いほどに リアリティは増す
- 被害妄想でキレてしまうということは、妄想が現実に思えてしまうということ
- 妄想が現実に思えてしまうということは、 非常にリアリティの高い妄想 ということ
- リアリティが高いということは、似たような経験があるということ
- 感情を呼び起こすほど鮮明ならば、強烈な経験だったか、回数が多かったということ
- 要するに、被害妄想でキレてしまう場合、そうなったらもう妄想ではなく記憶のようなものなので、手遅れである
記憶と感情は結びついている
- 考え方を変える
- 事実をなかったことにはできないが、結びついた感情の方は 動かせる
- 嫌な記憶を 肯定する ことができれば
- 現在、もしくは未来の為に必要な経験だったと信じる
- 「まあ勉強にはなった」「一箇所だけは良かった」と思えるような 部分を探す
- 「良い経験を求める」のも大事だけど、「経験から良さを探す」のも大事
- どんな経験も糧にすることができれば、 黒歴史や思い込みで悩まされることは減る
- 被害妄想とか思い込み自体は減らない けど、受けるダメージは減らせる
忘れるのではなく、書き換える
「お前が悪い」と言われまくることについて
- 何をやっても「お前が悪い」でお終い
- いじめられるのも「お前が悪い」
- やり返したら 「お前が悪い」
- 結果が出ないのも「お前が悪い」
- 結果を出しても「まだ足りない」
- 結果を出し続けても、一回失敗すれば全部台無し「お前が悪い」
- 取り直しと負けしかない勝負
- 審判がおかしい
- 被害に遭ったら 「そこにいたのが悪い」
- 丁寧にやれば 「遅い」
- 早くやれば 「雑」
- とにかく 「お前が悪い」
- とにかく何でもいいから理由をこじつけて 「お前が悪い」
- で、「自分が悪いんですね」って言ったら「別にそうは言ってないけど」「君がそれで納得するならいいけど」とか言って トボける
- 屁理屈 ではあるけど
- 結果には、条件や環境、運などの要素も絡んでくる
- 仮に自分一人で挑んだ結果だとしても、 「自分が100%悪い」とはならない
- 更にいえば、「その人を育てた人」「その人を育てた人を育てた人」「その出来事の原因となった人物」「その経験のきっかけを作った出来事」……など永遠に続いていく
- 考え出すとキリがないから「お前が悪い」で片付けているに過ぎない
- 要は、言ってる側もそこまで考えて言ってるわけじゃない
- つまり、真に受ける必要はない
「100%自分が悪い」はありえない
- 不意打ち で「お前が悪い」って言われてショック受けるくらいなら、常に「自分が悪い」と思い続けてた方がマシ
- こう言う人には、「あなたは悪くない」って言うよりも「あなたにもいい部分がある」「誰にでも悪い部分がある」と伝えた方がいい
「自分が悪い」と思い込んでいた方が気が楽
まとめ
まとめると、このようになります。
- 「自分が悪い」と言う思い込みが、妄想ではなく記憶のレベルにまで達してしまっているので、たった一言じゃあ解決しない
- 記憶を失くすのは難しいので、記憶と結びついた感情の方を書き換える
- 感情の方を書き換えるには、嫌な記憶の中から糧となる経験を探して、肯定する
- 何かにつけて「お前が悪い」と言ってくる人は、単に面倒臭がりなだけ、真に受けつ必要はない
- 「自分が悪い」という洗脳がすっかり完了してしまった人には、「あなたは悪くない」と言うよりも、「あなたにもいいところがある」「誰にでも悪いところがある」と伝えた方がいい
- 要するに、「自分を許す」のが大事
しかし…
「自分を責めないで」と言われても、中々難しいと言うのが今回のテーマでした。
自分を許せるようになれば、多少なり前向きになれるでしょう。
ですが、「お前が悪い」と言われ続けた人にとって、「自分を許す」ことはとても難しいです。
自分が責められない状態よりも、自分を責めてる状態の方が落ち着くのです。
しっかり教育が行き届いていますね。
では「自分が悪い」という洗脳を解き、自分を許せるようになるにはどうすれば良いのでしょうか?
というわけで、次回のページはこちらです。
次のページ
- 自分を許すことについてのページです。
- 自分を許すことは、自分を可愛がることとは違います。
- 都合の悪いことから目を逸らすのが、自分を可愛がることです。
- 都合の悪い部分も含めて受け止めるのが、自分を許すことです。
- 目を通しておく事で、自分を責め過ぎず、甘やかし過ぎず、生きることができるようになります。

【要約】
【意味】
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