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悩んでいる人に向けられた「何でも相談しろ」という言葉についてのページです。
目を通しておく事で、この言葉に裏切られる回数を減らすことができます。
このページでは、この言葉の使われ方や、信じて相談してみた結果、そもそも相談というものの難しさなどについて、簡単な説明を行っていきます。
結論
この言葉は、鵜呑みにはできません。
相手によっては、相談することで逆に失望させられることが考えられるからです。
そもそも、相談自体が実は難しいことです。
その対策として、「相手を選ぶ」「自分の姿勢に気をつける」という方法が挙げられます。
何故こういう結論に至ったのでしょうか?
理由を並べていきます。
おすすめな人
- 「この言葉を信じたのに、裏切られた」
- 「相談したのに、適当な答えしか返ってこなくて納得できない」
- 「なんでも自分のせいにされたり、納得いかないことを押し付けられる」
- ……など
本題
今回のテーマについては、これらの項目に分けられます。
白々しい
自己満足
死人に口なし
自己責任論
相談ではなく取り調べ
そもそも相談自体、簡単にできるものではない
それぞれ解説していきます。
- 「相談しろ」と言って起きながら、聞く気なんてない
- 聞いたふり、聞き流すだけ
- 適当で当たり障りのない対応でおしまい
白々しい
「どんな内容だろうと、それっぽい答え返しとけば良いだろ」的な
毒にも薬にもならない
相談するだけ無駄
- 「話聞いてあげてる俺優しー」と思いたいだけ
- なお、聞く気は0
- 内容はどうでもいい、揚げ足とってマウント取りたいだけ
- 相手の話ではなく、自分の優越感のために聞いてる
自己満足
- 思っていることを伝えられないのは死んでるのと同じじゃないか
- 生きるために必要なのは、表現力じゃないか
- 相談しても聞いてもらえないなら、無視されてるのと同じ
- 無視されてるのなら、死んでるのと同じ
死人に口なし
- 揚げ足取って「お前が悪い」に持ってく
- 要は自分は危険とは縁がないと言い聞かせたいだけ
- 「被害者ごと危険を遠ざけたい」「悩んでいる人ごと問題を遠ざけたい」という思考
- 最終的に、「自分≠被害者」の形に持って行きたいという考え方
- 自己責任論=「自分でなんとかしろ、俺を巻き込むな」
- 「相談しろ」と言っておいて突き放す
- 相談ではなく、単に報告させたかっただけではないか
- 報告させて、「自分も危ないかどうか」を判断したかっただけではないか
- 自分が危なくなかった場合、「コイツがどうなろうと俺は痛くも痒くもないし」ということで突き放す
- 要は「自分の安全を確保したいだけであって、相談に乗る気なんて最初からなかった」ということ
自己責任論
とりあえず自己責任論を展開しておけば楽だから
何が起きても「お前が悪い」と言っておけばそれ以上考えずに済むから
「お前は仕事ができないからいじめられる」→「自分は仕事ができるからいじめられない」→自分は安全
何がしたかったのか
- 最初から「お前が悪い」が前提
- 何を言ってもこじつけられるし、何も言わなきゃ強制的に濡れ衣着せられる
- ちょっとでも発言内容に粗があればそこを徹底的に責めて有罪にしてくる
- 粗がなければ、粗が出るまで話させる
- 「お前が悪い」「どうすれば良いの?」→「自分で考えろ」or「俺に従え」
- 相談相手によっては、励まされるどころか逆に落ち込まされることが考えられる
- 相談相手は選ぶこと
相談ではなく取り調べ
- 話すことで整理されたり、相手の反応を通じて別の視点から見ることができるから
話せる相手がいるだけマシ
- まず相談相手が貴重
- 更にその中でも、悩みを解決したり、相手を励ましたりできる人は特に貴重
- 相談とは、相手だけではできない
- 相談を成功させられる人がすごいのであって、誰にでもできることじゃない
そもそも相談自体、簡単にできるものではない
大抵の場合は、聞き流してすらもらえない
そもそも言葉で相手を励ますことが、実はすごく難しい
どれだけ親身になったとしても、相手に受け止めてもらえなければ意味がない
自分の姿勢も重要
まとめ
まとめると、このようになります。
- 相手に本当に聞く気があるのかどうか疑問
- 相談相手によっては、励まされるどころか落ち込まされることが考えられる
- 相談って実は難しい
しかし…
では上手に相談するにはどうすれば良いのでしょうか?
というわけで、次回のページはこちらです。
次のページ
- 相談やカウンセリングについてのページです。
- 相談やカウンセリングは、一人ではできません。
- 「相手選び」と「自分の姿勢」が重要になります。
- 目を通しておく事で、相談して失望させられる回数を減らす効果があります。

【7-18】相談・カウンセリング関連
【要約】
【意味】
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