コンプレックスを抱えてる人に対する 「克服して見返そう!」 という言葉について考えたこと4つくらい
2019.05.29
このページは…
コンプレックスを抱えてる人に対する「克服して見返そう!」という言葉についてのページです。
目を通しておく事で、この言葉を言われて「うーん…」ってなることを減らすことができるようになると思います。
このページでは、この言葉に対する違和感や疑わしい点などについて、簡単な説明を行っていきます。
結論
この言葉は、無理があります。
仮に頑張って克服したところで、見返すことはできないでしょう。
むしろ、自分の首を絞めるだけかも?という側面もあります。
そして、周りの目を気にする余り、自分を見失っていないだろうか?という疑問もあります。
更に、コンプレックスが人種や容姿など、自分と切り離せないものだった場合、どうすれば良いのか?という問題もあります。
この疑問に対して、自分らしく頑張るという方法が挙げられます。
何故こういう結論に至ったのでしょうか?
理由を並べていきます。
おすすめな人
- 「この言葉を言われたけど、なんか納得できない」
- 「なんか違う気がする」
- 「でも他の言葉や方法が見つからない」
- ……など
本題
結論に至った理由
今回のテーマについては、これらの項目に分けられます。
- 見下してくる相手は、無視するのが一番
- 条件付きの肯定は良くない
- おかしい
- 克服すれば良いってものじゃない
それぞれ解説していきます。
見下してくる相手は、無視するのが一番
無駄だから
- どうせ何やったって認めないから
- むしろ 頑張るほど出る杭打とうとする
見下してた相手と対等になるなんて受け入れられないから
- 一回見下されたら、基本的にはずっと見下されたまま
見下していた奴に並ばれたら、 面子が立たない から
周囲に「あいつあの底辺と同レベルにまで落ちたのか」と思われるから
「人間ごときに負けるとは」「四天王の面汚しよ」的なアレ
- 精々「多少マシになったな」と言われる程度
- むしろ、「お前あの頃はひどかったなあ」と過去を理由に公然と貶めようとしてくる
弱みを握られてるようなもの。一生ネタにされ続ける
- というか、頑張れば頑張るほど、相手は「認めまい!」と粗探しに躍起になる
- 決して自分と並ぶことがないように、汚点を探してバラまいたり、でっち上げたりする
- 頑張る前より状況が悪化してしまうかも
条件付きの肯定は良くない
- このように、仮に見返すことができたとしても、自分の首を絞める結果に終わっては本末転倒ではないか
おかしい
克服すれば良いってものじゃない
- コンプレックスも含めて自分自身であった場合
- コンプレックスが、自分と切り離せない場合はどうすれば良いのか
- 生まれつきの容姿とか、裏を返せば長所だったりとか
- コンプレックスの克服は、個性の否定にも繋がらないだろうか
- コンプレックスだからといって消したり隠したりするのではなく、 活かせるような工夫 をすべきじゃないのか
視点や発想の切り替え、環境や条件の変更など
- 克服の為に努力するなら、活用の為の努力をしても良いんじゃないか
まとめ
まとめると、このようになります。
- 見返そうと頑張ったって無駄
- 仮に見返すことができたとして、結局は自分の首を締めることになってはいないだろうか
- 他人からの評価を求めるあまりに、自分を見失ってはいないだろうか
- 克服の為に努力するなら、活用の為の努力をしても良いんじゃないか
しかし…
「頑張って見返す」には、色々と無理があることに気づきました。
ですが、コンプレックスをそのまま放置しておくのも辛いです。
では無理なくコンプレックスを克服するにはどうすれば良いのでしょうか?
というわけで、次回のページはこちらです。
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【要約】
- 周りに左右されることなく、自分らしく頑張る方法についてのページです。
- 自分らしく頑張る方法は、自分を認めることです。
- 自分を甘やかすとは違います。
- 同じ「できなくても良い」でも、「逃げ続けるから」か「いつか乗り越えられるから」かで違ってきます。
- 要は、コンプレックスを見て見ぬ振りをするか、受け止めるかの違いです。
【意味】
- 目を通しておく事で、うまくいかない自分に対する焦りや不安を和らげる効果があります。
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