「ダメ人間2.0」by地雷屋 リアルタイムでレビュー中!

MacとWineでAviUtlを使う方法その1〜環境構築編〜


このページは…

MacでAviUtlを動かすにあたり必要な作業である「Windows環境の構築」についてのページです。

目を通しておく事で、AviUtl導入の準備をすることができます。

このページでは、Wineの導入方法、WineとEasyWineの違い、コーデックのインストールなど、MacでAviUtlを動かすための環境構築について、簡単な説明を行っていきます。

結論

Wineを使えば、MacでもAviUtlを使うことができます。

更に、コーデックをインストールすれば、編集した動画を出力することができます。

ただし、MacでAviUtlを動かした場合、不具合やWindowsで動かした場合との相違点があります。

Wineではそれらへの対応が順次行われているため、最新の情報をチェックできるようにしましょう。

では、詳細な内容に移ります。

おすすめな人

MacでもAviUtlを動かしたい!
『Wineを使えばできる』って聞いたけど、やり方がなんかわからない……
一応できたけど、不具合が多かったり設定がうまくいかなくて困っている!

……など

本題

今回の内容『MacでAviUtlを動かすためのWindows環境の構築』については、これらの項目に分けられます。

  1. Wineのインストール
  2. コーデックのインストール

それぞれ解説していきます。

Wineのインストール

    Wine

  • これを使うことでMacでもAviUtlを動かすことができるようになる
  • Macの他にもLinuxなど他のOSにも対応している

  • 無料

    導入

  1. XQuatz をインストール
  2. 下記のサイトからダウンロード

    XQuartz
  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動
  4. インストーラが起動するので、指示に従ってインストールを行う
  5. Wineをインストール
  6. 下記のサイトからダウンロード

    WineHQ - Run Windows applications on Linux, BSD, Solaris and macOS
    Open Source Software for running Windows applications on other operating systems.

    「Wine Stable」が安定版

    「Wine Development」などは開発中の新しいバージョン

  7. ダウンロードしたらファイルをダブルクリックで起動
  8. インストーラが起動するので、指示に従ってインストールを行う
  9. 「このコンピュータのすべてのユーザ用にインストール」を選択して「続ける」

    より多くのアプリケーションを動作させるためにも、「64 bit support」にチェックをつけて「続ける」

    詳しい手順は、下記のサイトを参考に

    Wine 3 を利用してmacOSでWindowsアプリを動かそう | WEB ARCH LABO
    本稿ではmacOS上でWindowsアプリケーションを実行することを可能にする Wine HQ について紹介します。

    補足

  • 自分の場合は、Wine Developer 4.16をインストール
  • Wineの導入に関して、調べてみたら 「他にも手順が必要」 みたいなことが書いて合ったけど、特にそんなことはなく普通に動かせた
  • コマンドが必要とか

    設定

  • フォントの設定やAviUtl用のプラグインを動かすために

    Wine環境設定を変更する手順

  1. Wine.appを起動
  2. 下記のコマンドを入力
  3. Wineの設定用コマンド1
    winecfg
  4. デスクトップ統合でフォントなどの設定
  5. 他には下記のようなWineの設定用コマンドがある

    Wineの設定用コマンド2
    wine regedit

    レジストリエディタを起動できる

    フォントがきたない、文字化けするなどの対処に使うらしい

    余談

  • フォントが見辛かったりウインドウタイトル部分の文字が潰れて見えなかったりしたので、色々と試してみた
  • レジストリエディタで、下記の設定箇所を確認
代替フォントの設定箇所
HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\Fonts\replacements
  • その他にも色々と弄ってみたけど、フォントに反映されなかった
  • ↓参考にしたサイト

    macOS と Wine で作る HSP 3 の開発環境 — さめたすたすのお家
    wineにfontを入れる方法を誰か教えてくれませんか?
    wineにfontを入れる方法を誰か教えてくれませんか?パソコンについての知識はあまりなくせいぜいコマンドをコピペする位しかできないんですが、そんな自分でもできるような方法、もしくは説明が出来る方ぜひ教えてください!!OSはUbuntu12.10です。よろしくおねがいします!

    Wineの開発者さんに訪ねてみたところ「XQuartzに含まれるライブラリのバージョンが古いのが原因だとしたらお手上げ」とのこと

      プラグイン用の設定

    • 初期設定だと、モーショントラッキングとPNG出力プラグインが作動しなくなっていた
    • EasyWine から以下のフォルダをコピペしたらWineの方でもモーショントラッキングなどができるようになった
      • applications
      • desktop-directories
      • mime
      • menus

      使い方

    1. 開きたいファイルを選択
    2. このアプリケーションで開くWine.appを選択
    3. または情報を見るこのアプリケーションで開く全てを変更

      これで同じ拡張子のファイルに対して、設定したアプリケーションで開くようになる

      例:.exeファイルを常にWine.appで開くようにできる

      ファイルを開く時に、一々このアプリケーションで開く設定を行わずに済む

      後述のコーデックをインストールする時も、Wineからインストーラを開く必要がある

      例:コーデックのインストーラに対してこのアプリケーションで開くWine.app

      総評

    • MacでAviUtlを始めるなら、Wineがおすすめ
    • 導入もそこまで難しくはない

      • カメラ制御やグループ制御の範囲が設定できない
      • プロジェクト作成時のサイズ設定に制限がある
      • ドラッグ&ドロップ時の読み込み位置がおかしい
      • ……など

    では次に、EasyWineについて説明します。

      EasyWine

    • Wineの簡単バージョンみたいなもの
    • Nihonsyuという別バージョンもあるけど、試したことないので割愛

    • Wineよりも更に導入が楽
    • ただしWineよりも起動が不安定だったり、不具合の対応が遅れてたりする

    • 2019/11/08〜現在公開停止中

      使い方

    1. EasyWine.appを起動
    2. Wine Explorerウインドウが開く

    3. Wine Explorerウインドウで、開きたいファイルを探す
    4. Wine Explorerウインドウから 起動する
    5. このアプリケーションで開くでもできないことはないが、安定性に欠ける

      その他

    • EasyWine の 64-bit と 32-bit を分けて使いたい場合
    • EasyWineでAviUtlを動かしていると、64-bit と 32-bitで 設定が微妙に違う ことに気づいた
    • 64-bitだと、出力コーデックでMPEG4V2やDivXなどが無くなっている

    • EasyWineとEasyWine64では「WINEPREFIX」という値を変更してあるため、Windows環境が異なる
    • 32-bit の WINEPREFIX を使いたい場合

    • EasyWine64.appEasyWine.appという名前に変更する
    • 32-bitのWindows環境にすることができる

      どっちも使いたい場合

    • EasyWine64.appをコピーして EasyWine.app を作成
    • そうすれば 64-bit用 と 32-bit用 を使い分けることができる
    • 「両方起動してもあまり意味はないし、plist は弄っていないので Finder から EXE ファイルを直接実行した場合は 64-bit が使用される」らしい

    コーデック

      なぜインストールする必要があるか?

    • これがないと編集した動画を出力する時に 困るから
    • 未圧縮しか選べない

      10GBとか20GBとか、ファイルサイズがものすごく大きくなる

      容量圧迫して保管にも困るし、動画サイトや外部ストレージへのアップロードにも困る

    • なのでコーデックの導入は必須と言える

      UtVideoについて

    • 出力コーデックを見てみると、UtVideoだけでも 色んな種類 がある
    • 目的や動画に合わせて使い分ける

      中には出力に失敗したり、音ズレしたりするものもあった

    • YUV422YUV420より劣化は少ないがファイルサイズがその分大きくなる。
      • BT.601:SD動画用(縦解像度が720以下)
      • BT.709:HD動画用(縦解像度が720以上)
    • UtVideoには **RGBA出力 がない**
    • 背景が切り抜かれていたり、合成に使ったりする透明度を持った動画のこと

    • 公式説明だとRGBA出力が入ってる筈だが、自分の環境だと入ってなかった
    • Macだから?不明

    • なのでAviUtl本体から拡張編集AVI/BMP出力(RGBA)で出力してる
    • Lagarith LosslessコーデックでRGBA出力を行うと、全部透明になってしまう?

      x264出力について

    • AviUtlを使う場合、 x264出力 が一般的
    • mp4形式で出力する、先述のUtVideoなどはavi形式

    • だが、** Wineだとできない **
    • 厳密にはできないことはないが、難しい

      一応できたけど、音声の出力失敗とか32bit版じゃないと動かないとか、うまくいかないこともあって挫折

    • なのでここではx264出力ではなく他のコーデックを使っている

      その他

    • コーデックをインストールする時に 「infファイルを開く」 的な手順が含まれている時がある
    • だがWineでもinfファイルは開けない
    • 何か手段はありそうな感じだったけど、難しそうだった

      自分は諦めた

    まとめ

    まとめると、このようになります。

    1. Wineを使うとMacでもAviUtlが動かせるようになる
    2. EasyWineの方が設定は簡単だが、Wineの方が実用性は高い
    3. 編集した動画を出力・公開するには、UtVideoなどのコーデックをインストールしておく必要がある

    しかし…

    Windows環境を構築することで、MacでもAviUtlを動かす準備が整いました。

    では肝心のAviUtlの導入は、一体どうすればいいのでしょう?

    というわけで、次のページです。

    次のページ

    MacとWineでAviUtlを使う方法その2〜AviUtl導入〜
    MacにAviUtlを導入する方法についてのページです。 基本的にはWindowsでの方法と大差ありません。 しかしMacではWineなどで仮想環境を利用してAviUtlを実行するため、それに合わせてファイルの保存場所も調整する必要があります。

      要約

    • AviUtlのインストールと起動についてのページです。
    • 「AviUtl本体」と「拡張編集」はダウンロードしましょう。
    • 手順はほぼWindows版と変わりません。
    • ただしWineを使って環境構築しているため、それに合わせたインストール場所やパスを指定する必要があります。
    • また、起動方法もMac版アプリケーションとは少し違います。
    • 意味

    • 目を通しておく事で、AviUtlを導入する方法がわかります。

    自由なコメント