このページは…
何かが苦手な人に対する「こんなの常識」とか「普通はできる」という言葉についてのページです。
目を通しておく事で、そういう言葉を気にし過ぎることがなくなります。
このページでは、この言葉に対して思ったことについて、書きなぐっていきます。
結論
この言葉は、意味不明です。
これを言われて素直に納得する人こそ、普通はいないと思います。
また、「普通とか常識とかはそもそも曖昧なもの」という側面もあります。
ただし、求め過ぎるものではないけど、基準や指標として参考にはなるという部分があります。
そのため、「苦手分野で普通レベルを目指して頑張るより、その労力で得意分野を伸ばした方がいい」ということが言えます。
何故こういう結論に至ったのでしょうか?
過程を並べていきます。
おすすめな人
- 「普通とか常識とか上から言われてムカつく」
- 「けど頑張っても平均レベルにも到達できない自分に落ち込む」
- 「普通とか、周りの基準を気にし過ぎる」
- ……など
本題
今回のテーマについては、これらの項目に分けられます。
- 巻き込まないでほしい
- ネガティブな意見の方が強い
- 単に説明できないだけでは?
常識は正しいのか?
常識について考えてみたことはあるのか
常識とは多数派が作るもの
仮にそれが普通だったとしても
「普通はできる」と言われて
やる気失う
周りの評価を気にしすぎない
それぞれ解説していきます。
巻き込まないでほしい
- 同調圧力
- 道連れにしたいだけ?
- 普通って曖昧なもの
- その 「普通」 は、その人の中だけではないか?
- 一部の意見をさも全体の総意のように考えていないか?
- 常識を語る人が幸せそうには見えない
- 常識は非効率や辛さを正当化したり誤魔化したりするために使われる場合もある
- 「常識」って言葉が良い意味で使われてるのを ほとんど見ない
常識は正しいのか?
- 「周りが言ってるから」って流されてるだけじゃないのか
- 常識について、自分で調べたり考えたりしたことはあるのか
- 「誰だってそう」「みんなそんなもの」と言われても
- 常識といっても、それが通用するのは「あなたの周りでは」「自分の知る限り」というだけではないか
常識について考えてみたことはあるのか
- ネガティブな意見の方が強い
- 特定の層に都合のいいように捻じ曲げられてはいないか
- 言ってる側の派閥に誘導されていないか
- 成功者は一握り、失敗するやつはたくさん
- 失敗するやつの方が多数派になる
- つまり失敗するやつの方が数の暴力で常識になりやすい
- ってことはその常識に従ったら 失敗する ってこと
- 成功するには、合理的な非常識を追求しなくてはならない
常識とは多数派が作るもの
- それに合わせなければいけない理由はない
- ルールとかマナーならともかく、「みんながやってるから」に従う理由はない
- 巻き込まれる筋合いはない
仮にそれが普通だったとしても
単に説明できないだけでは?
- 「人を都合よく動かしたいんだけど、説得するのがめんどい」「いい説明が思いつかない」
- 「勝手に常識ってことにして、納得させよう」って理由だけで使っていないか
- 「ここではこれが常識!」ってことにすれば、自分も悩まずに済むし、相手も黙らせられる
- 常識ってマウント取る時に便利
- 「普通」じゃなくて悪かったな
- 普通じゃない奴だって普通にいるだろ
- 普通じゃないから何なのか?
- 「普通じゃないから悪い」と言いたいのか?
- そう言われて「ごめんなさい。反省します、これから頑張ります!」という奴がいる と思っているのか?
- この言葉は、単に 「お前は平均以下だ」って言ってるだけ
- 何のプラスにもならない
- 「普通」「平均」という言葉は「誰にでもできる」という意味ではない
- できない人も当然いる
- 勉強でも運動でも芸術でも、どんな分野でも平均点を出せるというのだろうか
「普通はできる」と言われて
- せっかく頑張っても「その程度誰でもできる」と言われると「じゃあもういいや」「頑張るだけ馬鹿馬鹿しい」ってなる
- 「誰でもできるんなら、別に自分がやる必要ないし……」ってなる
- せっかく頑張るなら、もっと 喜ばれること で頑張りたい
- 意味の無いところで頑張ったところで、 労力の無駄遣い
- 「頑張っても普通以下」っていうんなら、異動させてほしい
やる気失う
- 「周りからどう思われるか?」を気にし過ぎることは、「後出しジャンケンで相手が何を出すか?」を読もうとすることのようなもの
- 周りの評価は、頑張っても どうにもならない
- 「普通」とか「平均」とかも 気にし過ぎない
- 周りの評価は、参考にはなるけど求めるものではない
周りの評価を気にしすぎない
まとめ
まとめると、このようになります。
- 常識や平均などの基準は多数派が作るものなので、「どの層が言ってるのか」を考える必要がある
- 同調圧力とか、マウント取るだけのために使われることが多い
- 「普通はできる」とか言われて、奮起する奴は普通いない
- 常識や平均などの基準は、参考にはなるけど求めるものではない
- 「普通になりたい」と苦手分野でもがくなら、その労力を得意分野に注いだ方が効果的
しかし…
「得意分野を見つけろ」って言われても、そんなもの見つかりません。
見つかってれば、今頃その分野で頑張ってます。
こんな儲からないどころか赤字のブログなんてやってません。
見つからないからこそ、手当たり次第に試しているわけです。
とはいえ、いくら試したところでそう簡単には見つかりません。
ハズレを繰り返す度に「やっぱり自分はなにをやってもダメなんだ……」という思いが強くなっていきます。
勉強や練習で何回も繰り返して覚えていくように、「自分のダメさ」を学習してしまうわけですね。
得意分野を見つけようとして、自分のダメさを思い知って凹んでしまうのでは本末転倒です。
できれば、少ない回数で得意分野を引き当てたいものです。
まあ、そんな器用なことは僕にはできませんが。
「自分は何をやってもダメなんだ」という状態から、「何か得意分野を探そう!」と行動を起こすと、下手すると以下のような悪循環に陥ります。
「何をやってもうまくいかない」→「何もできる気がしなくなる」→「挑戦できなくなる」→「勇気を出して挑戦する」→「失敗する」→「勇気を出した分、ダメージも大きくなる」→「前よりも更に自信を失い、行動が億劫になる」
「とにかく動け!」「動かなきゃ変わらない!」的な感じで行動すると、余計に悪化してしまう場合があるわけですね。
自信を失ってしまった人が、下手に前向きになろうとすると、返り討ちに遭ってしまう恐れがあるわけです。
ですが、「動かなければ何も変わらない」「やってみなければわからない」というのも本当です。
では何もできる気がしない人が、自分の得意分野を見つけるには一体どうすれば良いのでしょうか?
というわけで、次回のページはこちらです。
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- 【要約】
- 自己分析についてのページです。
- 簡単な心理テストや、ストレングスファインダーなどの本についてといった、自己分析の方法についての内容を扱います。
- 僕の尊敬する元ニート系講師の地雷屋さんが10年以上かけて開発した人間分析法、四観についても紹介します。
- 【意味】
- 自己分析を行うことで、能力や資質を活かしたり、無駄な努力を減らしたり、惑わされないようになったりなど、人生において妥当な判断を下すことができるようになります。

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